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さてイタリアに近いイストラ半島からいよいよアドリア海を右手にしながらクロアチア国内を南下中です。

お天気もよくアドリア海は紺碧のブルーで、話には聞いていましたが本当に綺麗です。

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スプリットには紀元300年頃にローマ皇帝ディオクレティアヌスが建てた宮殿があります。

が、しかし

彼の死後は廃墟と化していた(諸行無常。。。栄華を極めた夢の跡。。。)

その宮殿跡に異民族(オスマン帝国)に追われた人々が住み着いたのが700年頃。

そして現在もその一部が住居として使われているという長~い歴史があるのです。

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地上部分はすでに後世手が加えられているのでほとんどローマ帝国時代の面影はありませんが、地下部分はほぼ当時のままに保存されています。

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何故か?

人々が地上部分に住居として住み着いた時に地下部分はゴミ捨て場として使われたからだそうです。

床に穴を開けて何百年間、どんどんゴミを捨てていったのでそのゴミのお蔭で地下部分がそのままの形で残ったというわけ。

天井を見上げるとかつてのゴミ捨て用の穴の痕跡もあるし、昔の人々が捨てたゴミが天井までうず高く積もっている状態も一部残されています。

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既に化石のようになっているのでモチロン臭いませんよ(笑)



自由時間を利用して近くにあるクロアチアの民俗学博物館に行ってきました。

様々な民族衣装や繊細なパグ島のレースなどが展示してあって素晴らしかったです。

非常に細かい手作業です。いったいどれ位の時間がかかっているのでしょう・・・

ため息、ため息・・・の連続でした。

刺繍や銀製のボタン(細い銀の糸で編まれた装飾品)など、興味深い物が沢山ありました。

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東欧の刺繍や手工芸に興味のある方は必見です!


そして「アドリア海の真珠」ドブロヴニクへ。

ドブロヴニクはクロアチアの飛び地になっているので、ここでもう1回ボスニア・ヘルツェゴヴィナとの国境を越えることになります。

ここはバスドライバーさんが入国手続きをするだけでOKでした。

ドブロヴニクは日本のテレビ番組でも幾度となく取り上げられているのでご存じの方が多いでしょう。

城壁で囲まれたオレンジ色の屋根が美しい街です。ガイドブックにもたくさん載っているので街の様子は割愛。
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P1000499_convert_20140818111442.jpg←城壁の内側。厚さと高さがわかるでしょ!


私は城壁の上を半周程歩いた後、興味があった刺繍屋さんへ行きました。

クロアチアの伝統的なパターン(フォークとか猫の足跡、オクトパスとか・・・)を丁寧に手刺繍してあります。

お客は私1人だったので、片言の英語と日本語が少しわかるおじさんとしばらくおしゃべりをして綺麗な紫色の糸で刺してあるランチョンマットなどを購入しました。

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街の中をブラブラしてカフェでお茶をしたり、人懐こいニャンコの写真を撮ったり、市場でドライフルーツの味見をしたり・・・

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こうして今でこそのんびり平和な時間を旅行客として享受できているのですが

ほんの20年前にはこの街も民族紛争の真只中にあって砲弾が飛び交っていたのです。

実際には綺麗なオレンジ色の屋根に混ざって色あせて黒くなっている屋根もあるのです。

そして破壊されたままで再建されていない建物も残されているのです。

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観光客が沢山溢れている街角にはその当時の写真が展示されています。

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城壁の入口には戦いで破壊された街や炎上した建物の場所を示した地図も掲げられています。

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「忘れてはいけない、忘れないでほしい」 という人々の願いですね。

観光地を訪れて美味しい物を食べたり、素晴らしい景色に感動したりももちろん目的ではありますが、

写真や書籍、テレビやインターネットではなく実際にその場所に立ってみて初めて見えるものも沢山ありますね。

私が時々ぶらりと旅行に出かけたくなる1つの大きな理由でもあります。

10数年前にクロアチアに行ったオットの話と比較すると独立紛争の傷跡はずいぶん少なくなっているようですが、

次に訪れるプリトヴィッツェ国立公園までの移動中では砲弾を受けたままの家々が残されているのを目の当りにしました。

今回の旅行では、今ここに来ることができる幸せ=平和 を強く感じることになりました。感謝です。



ご訪問ありがとうございました。
















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